人の感情を動かす文章を書く際の「憑依ライティング」に関して。

先日このようなツイートをしておりました。

 

 

先日、友達と仕事の打ち合わせしているときも思ったんですが、そう言えば僕、文章に関しては散々と言っていいほど書いてきたんですが、そのノウハウを体系化したものってまとめたりしてないなと。

(前回書いた記事は、コピーライティングの概要を書いた感じです)

人を動かす文章術〜一通のメールが出来上がるまでの流れを解説~

 

というわけで、今日は「憑依ライティング」に関しての概要。

「コピーライティング」とか「文章術」ってものに興味がある人は参考になるかもしれません。

共感性が高い人におすすめの「憑依ライティング」

 

※そもそもとして「コピーライティング」って??

ブロガー界隈とか、情報を販売する業界だと結構メジャーな言葉になりつつありますが、「コピーライティング」という単語があります。

要は文章を書くときのテクニックや、書き方とかそういうのを総称した言葉ですね。

そもそもとして「コピーライティング」という言葉を聞いたことがない場合は「文章術」的な意味合いで捉えておくと良いかなと。

「憑依ライティング」ってどんなライティング?

これはそんな言葉があるのか?っていう部分もありますが、僕がライティングをするときには「憑依」をするイメージで文章を執筆するときがあります。

「憑依」っていうとわかりにくいのですが、イメージしやすい言葉で言えば「演技」ですね。

要は文章を書くときには、自分がイメージしている存在になり切って書くことがあります。

 

舞台俳優とか演技の世界でも「自分がその役に入り込む演技」があるみたいですけども、それに近いですね。
(メソッド演技法だった気がします。ライティングよりよっぽど難しいかと。)

 

本当に集中しているときって「自分が書いている感覚」ってあまりなくて、「気づいたら書き終わっている」とかそういう感覚になるんですよ。

終わった後におぉ、出来た。みたいな。

なので、「憑依」のライティングが出来たときは、めちゃくちゃ時間が経つのが早いですね。

 

憑依ライティングを使うときは??

ただ、一応このライティング方法にも当然ながらメリットとデメリットが有りまして、「一概にライティングは「憑依」したほうがいいよ!!」と誰しもに言えるものではありません。

もし使ったほうが良いなーと思うときがあるとしたら

・感情を載せてなにか物事を伝えたい時。

・誰か別の人の文章を執筆する時。

とかですね。

 

感情を載せてなにか物事を伝えたい時。っていうのは、そもそもとして自分自身がノッている場合がほとんどなので(気持ちでガーっと書いてしまうライティング。)これはある意味自分自身に憑依していると言えます。

で、「誰か別の人の文章を執筆する時」

このときには、憑依のライティングを使えると、非常に便利だと思います。

理由は下記の3つになります。

 

憑依ライティングのメリット

その1 自分が本来書けない文章を書くことが出来る。

まず1つ目ですが、憑依をしている。ということは「その相手になりきっている」ということでもあります。

なので、「自分だったらこう書く」じゃなくて「この人だったらこう書く」という文章が出来上がります。

 

言ってしまえば、自分の枠を取っ払えるんですね。

どこまでトレースできるか?にも寄るんですが、普段の自分だったら書けない(書かない)文章を書くことも可能になります。

 

その2 感情・熱量が叩き込まれた文章になりやすい。

感情まで共有できている場合になりますが、その人が持っている想い、熱量を理解し、その思いがある背景まで知っていると文章には熱量が籠もります。

感情の乗った文章は、読み手にもその感情が届く。

これは実際に文章をたくさん書いてきて、そして見てきて思ったことでもあります。

 

ただ淡々と文章を書いているわけではないので、その時の気持ち、伝えたい思い、感じている感情を覚えながら文章を書いた場合は人の心を大きく動かす文章になりやすい。ってことですね。

 

その3 文章の伝えたい内容、届けたい想いが実感できる。

これは文章に反映されるメリットと言うよりかは、書き手側のメリットなんですが、

「憑依」するためには相手の感情を感じる必要がある。ので、相手のことを知り、そして感情に共感する必要があります。

相手に感情移入する必要がある。ってことです。

そして、感情移入するためには、なぜそう感じたのか?なにがあったのか?どんな思いがあったのか??など、背景を理解する必要がありますし、調べて、調査をする必要があります。

 

もちろん、ライティングをする以上は上記の調査は重要なんですが、「憑依」をして書いた時にその感情を実際に共有して、感覚値で知ることになります。

もちろん、実際の経験をしているかどうか?というのは大きな差になるんですが、

「相手が怒ったことを知っている」のと「相手が怒ったときの感情を感じられる」のはライティングをする上で非常に重要な違いになります。

仕事の熱量も上がりますしね。

 

憑依ライティングのデメリット

で、当然ながら、メリットがあればデメリットも有ります。デメリットと言うか、注意点のほうが近いですかね。それをお伝えします。

その1 読み手の感情を置いてけぼりにする可能性がある。

これは感情を全面に出したりする文章の場合なんですが、憑依してライティングをした場合、

大抵の場合は「憑依した対象」はその文章を理解することは出来ます。

例えば誰かのゴーストライターをした場合、ゴーストした対象は書いてある文章を理解は出来ます。

ただ、実際にその対象者以外が文章を読んだ場合は、「何を言っているのかがよくわからない文章」になりがちです。

(やたらと専門用語を使っていたり、逆に言語化能力が乏しくなっていたりします。)

 

そういう場合はツイートにも書いたとおりですが、書いた後、清書の時間を設けて、ナチュラルな自分で添削・清書をしておくとより文章のクオリティは上がります。

 

伝えたいことを理解することも大切ですが、最終的には伝えなければ意味がないですからね。

 

その2 自分が共感できない相手には「憑依」が出来ない。

相手の気持に共感すること。が必要といったとおりで、そもそもとして自分自身が感情移入が全く出来ない相手には「憑依」をすることはできません。

例えば、何を口に入れても味がしない人の気持ち。とかは、実際にそういう経験をしていない人からしたら気持ちが全くわからないですよね?

不安になるのか、物を吐いてしまうかもしれないのか、逆に食べ物に頓着がなくなるのか。

「予想」や「想像」はできるかもしれませんが、そういう場合には「憑依」はできません。

 

共感性が高い人には「憑依ライティング」は一つの武器になる。

逆に言えば、どんな人にも共感ができるような共感性が高い人は、どんな人にも憑依が出来る可能性があります。

もちろん、下調べや実際に人の話を聞く必要はありますが、「共感性が高い」というのは色んな気持ちを感じることが出来る。という大きな才能の一つです。

その才能を活かす上で、憑依ライティングは一つの武器になりえます。

 

もちろん、文章を書く上での書き方って人それぞれですし、憑依せずともいい文章を書く人はたくさんいますよ^^

 

あくまで、文章を書く上で、こういったテクニックがあるんだなーと、一つのご参考になれば幸いです。

 

 

PS,記事を書く上で、「メソッド演技」に関して調べていたんですが、極めすぎるとマジで危ないみたいですね。

例ですが、本当に足がない人の気持ちを知るために、足を切ることを悩んでいる人がいたとか(やってはないみたいです)

それくらい一つのことに集中しているっていうのは、魅力的ではありますが、周りのことが見えないというのは一つ恐ろしい部分でもあります。

演技とライティングは違うのでしょうが、「行き来ができる」「バランスが取れる」っていうのは個人的には重要なファクターだと思いますね。

 

 

 

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