幸せになるために、全力で逃げようと思った日。

 

 

最近、Twitterを眺めているとこんなツイートを目にすることが多い。

正直、こういったツイートのことを、数年前まで本当の意味では理解はしていなかった。

「言葉ではそりゃわかる。だけどもやった先に未来は見えるんじゃないかな〜」

なんて思っていた。

ただ、会社を辞めてから、こういったツイートの捉え方が大きく変わることになった。

 

本当に辛いと感じているときは心が壊れないうちに逃げたほうが良い。

会社を辞めた今、改めて僕はそう思う。

2018年は僕が今までの人生を思い返した中でも最も辛い一年だった。

僕が会社に入ってから、約4年半の月日が流れた。

これまでも様々なことがあり、経験を経て、会社の売上は大きく成長したが、

この頃には、自分自身の仕事は正直目に見えるものはなくなっていた。

それでも居場所を作るため、自分なりに動いたが、社内では孤立を深めていった。

 

一度大きな問題が、会社内で発生したことがあった。

問題解決に奔走したし、身銭も切ったが、僕の一言が災いして、一回社員たちから総スカンを喰らった。
社員の成長をしないこと、雰囲気が悪いことが全て自分の責任となったこともあった。

給料も半分になった。

いつから、こんなふうになってしまったんだろう。

 

自分が完璧であるなんて、思ったつもりはなかった。

甘かったと言われればそれまでだし、確かに甘い部分がたくさんあることもわかっていた。

それでも、今までは不器用なりに頑張ればその姿を見てくれる人がいて
軌道修正を相談することも出来たはずだった。

だけども、今自分は一人で、

誰にも本音を相談することはできなくなっていた。

 

親友だった人間とは、喧嘩して話さなくなってしまった。
社員として、仲間として大切に育てていた人たちは僕がいない場所で働いている。
仲間だと思いたい社員からは疎まれている。
上司からは、結論お前が悪い。と取り付く島もなかった。
給料も半分になった。

 

俺は何がしたかったんだろう。

なんのために、今まで会社で働いてきたんだろう。

今までやってきたことは一体何だったんだろう。

 

認められたいという思いはあった。

ただ、頑張りが報われる。そして、この会社を成長させることで他者も自分も周りも社会も幸せになる。

そんな思いを持っていたはずだった。

 

現実を見た時に、自分自身の意味も、やってきたことも、全てが無意味に思えて、寝る時間は増えて、思考力は落ちていった。

会社に行くのが、いつの間にか苦痛になっていた。

会議の時間が来ることが、嫌で嫌でたまらなかった。

本当に辛くて辛くてどうしようもなくて
壊れてしまいたいと思うことも多々あった。

全部気にせず、他人を責めることが出来たらどれほど楽だろう。

何も考えず、適当に生きれることが出来たらどれほど楽だろう。

 

でも、壊れることは出来なかった。

考えないことは出来なかった。

 

自分を責める日々が続いた。

何も出来ない日々が続いた。

 

最後の方は3日に一度は、泣いていた記憶しかない。

そして、泣くくらいになってから、一つ最後に思い出すことがあった。

決めていたことがあった。

泣いたあとは、必ずこの結論が出てきた。

 

「僕は、自分が幸せになることだけは絶対に諦めない」

 

それだけは、忘れないように生きていた。

本当に心から、一度やりたいと思ったこと、大事なものは諦めない。
なにがなんでも、最初にうまく行かなかろうと、完遂させる。

僕は幸せになるために投資を始めた。
借金をした。
ビジネスを始めた。
大学をやめた。
ベンチャーの立ち上げに関わった。
結婚した。
会社のために奔走した。

全ては誰かのためじゃない。
間接的に誰かのためにはなるだけども、全ては自分が幸せになるためだ。

だから、絶対に諦めない。

なにがあろうと、今心から幸せですと言えなかろうが、絶対に幸せになる。

それだけは諦めない。

 

そういう想いだけは忘れないで生きていた。

むしろ、最後の方は、その想いが一段と強くなっていた。

 

 

そんな想いを持ち続けた結果として、2018年の最後に会社をやめることになった。

というか、逃げた。

このままいても、幸せにはなれないと思ったから。

 

最低限の引き継ぎだけ終わらせて逃げた。

それは決して他者に誇れるような辞め方ではなかったし自分の中でも、まっとうに辞められなかった自分に悔いが0なのか?といわれたら、嘘になる。

 

それでも、後悔するとわかっていても、自分で会社を辞める決断をした。

 

辞めた後も葛藤は沢山あったけども、結果として、、、

 

距離が離れていた親友とは仲直りができたし、

仲が良かった経営者さんとのお付き合いは継続できて、

奥さんも一緒にいる時間が増えて喜んでくれて。

落ち着いた暮らしを送ることが出来ている。

 

僕は今を紛れもなく「幸せ」だと断言できる生活を送っている。

 

選んだ道が正解だったなんてことはわからないが、「今を幸せ」と言えることは、主観的ならば喜ばしいことだと考えている。

だから、改めて今はこう強く思う。

「本当に辛いなら、逃げたって良い。ただ、自分が幸せになることだけは絶対に諦めるな」

真面目で、不器用で、なかなか思い通りに行かなくて
それでもその時の自分なりに頑張っているならば僕は全力で応援したい。

そういう人は、変に自分を客観視してしまうから。
周りの目を気にして、本当に自分が生きたい方向と別の道を歩んでしまいがちだから。

ひょっとしたら、甘いと言われるかも知れない。

自分でも理解しているかも知れない。

義理を通さないとと考えるし、そういう風潮があるかもしれない。

 

 

いきなり周りの目を気にするな。なんて言わない。

ただ、何度でも言うけども

「もう十分頑張ったから、逃げたって良い」

今もしも心の底では苦しんでいる自分がいるのなら、それだけは心から伝えたいと思う。

 

 

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